大企業で働きたいあなたへ
いつもは、音楽ネタを中心に書いていますが、今晩はちょっと方向を変えて…
今は就職活動の時期も昔より早まってきてるみたいで、もう内定とか出てる時期なのでしょうか?その年頃の人が近くにいないので、詳しくは分かりませんが^^;
私もその昔、某大手電気メーカー「S社」に7年ほど勤務していました。毎年、大学生が‘就職したい企業’の上位にランクインする企業です。確かに、対外イメージの良さは抜群だと思います。就職前の面接でも、人事部の対応はそのイメージを崩すことなく、「この会社で働きたい」と心から思いました。
しかしです!入社が決まってからは、何かが少しずつズレていきましたね。まず入社前の研修…今までの自分って何だったのかな?と考えさせられる程、洗脳されました。まあ、ここまでは、有能な人材?に育てるための過程だったのかも知れません。
そして、配属…ここで初めて気づきました。私が入った会社ってモノを作る「メーカー」だったんだと。ブランドのイメージばかりに捉われて、本質を見失ってました。メーカーである以上、モノを生産する能力がある人が優位なわけで(つまり理系の方々)、その他の人は単なるサポート業務なわけです。
モノを生産する=納期、納期、納期…どうしても計画通りにはいかないもの。買う側と売る側の間に挟まり、苦情の応対ばかり。少しでも安く買いたい「買う側」と少しでも利益を出したい「売る側」 売り上げが落ちれば、それを説明するための膨大な資料作成。それに関わる、人間関係の複雑さ。精神的にタフでなければ、とてもやっていけないでしょう。その重責に押しつぶされ、自ら命を絶ってしまった人さえいました。
それでも、若いうちは同じ目標をもった仲間がたくさんいて、大学生活の延長のような気分も味わえます。世界中を飛び回れたりもするので、自分がランクアップしたような錯覚も…でも、それも「昇進」というふるいにかけられ、40歳を過ぎる頃には自分の行く末が見えてきてしまいます。このままどんな仕事にも耐えて居座るか、新たな地を求めて今までのポジションを捨てるか…大企業は、残酷な人事も平気でします。ここで気づいても遅いのです。「自分は会社の歯車のひとつだった…代わりはいくらでもいる」と。どこで見切りをつけるかは、もちろん個人の判断なのですが、自分の健康を犠牲にしてまで働き続けるのだけはやめた方がいいかも?
最近、S社は企業としても品格を打ち出すべく、環境への取り組みを強化したそうで、活動内容を紹介する冊子が送られてきました。その取り組みを一般的に広めるためのイベントが行われるらしいのですが、そこに私の好きなアーティストが起用されているのを知り、何だかちょっと複雑な思いが…同じグループに所属はしてますが、もともとメッセージ色の強いアーティストでもないし、環境問題について話しているのを聞いたこともないし。なぜ???大企業のイメージ戦略には利用されないでほしいなぁ~と思う、この頃なのでした。
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